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今月の仏教俳句歳時記

稲妻にさとらぬ人の貴さよ 芭 蕉

「ある智識ののたまはく、なま禅大疵の基とかや、いと難有さに」という前書きがあります。
 稲妻の光りを見て、この世のすべては、この電光のように儚いと感じて悟りを開く人がいるとしても、そんなものは一時の気の迷いに過ぎない。悟ってもいないのに悟ったかように勘違いする生禅は大けがのもとだ、と教えてくれた老僧の言葉は実に有り難いものだ。むしろ少しも悟りを得ないと自覚している方が尊いのだ、という句意でしょう。
 正岡子規の次の言葉に通じるものがあります。
 余は今まで禅宗のいわゆる悟りという事を誤解していた。悟りという事は如何なる場合にも平気で死ぬる事かと思っていたのは間違いで、悟りという事は如何なる場合にも平気で生きている事であった」 (「病牀六尺」)悟りとは瞬間ではなく持続です。
     

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