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今月の仏教俳句歳時記

うき草や今朝はあちらの岸に咲く  乙 由

 昨日はこっちの岸辺で咲いていた浮草であったが、今朝見るとあちらの岸で咲いている。
あちこちに漂う浮草は、人の世の有為転変のさま、人の心の頼りなさにたとえられ、「浮草稼業」などあまりいい意味には使われません。
 良寛の詩にも、「人生一百年、泛たること水上の蘋のごとし、波に随って空しく東西し、浪を逐うて休む辰無し」
「蘋」は浮草のことで、人生の儚さ、定めなきすがたに喩えられます。
 なお仏教では、あちらの岸は、彼の岸=彼岸で、生死の迷いを越えた浄土の世界を意味します。
 この岸べではふわふわと漂う浮草も、彼岸に流れついて咲くことができる、と考えれば、この句はいい意味に受け取ることができます。   
     

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