[CDブック]伝説の立螺師-本間龍演の法螺(かい)

価格(税込)
6,048

編著
本間龍演顕彰会(編)、本間奎龍(監修)
体裁
CDー収録時間66分、別冊解説書58頁
ISBN
発行日
2010年2月
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本書について

 伝説の立螺師として名高い本間龍演師が遺された音源を「伝説の法螺」「立螺秘巻・解説と実修」「柴燈護摩の立螺作法」「道中立螺集」の4つのパートに編集した待望のCDブック。
 解説書には音譜を付し、耳と目とで学べるように工夫。験門興隆の願いを込めた朗々たる法螺の響きをご堪能下さい。

『本間龍演の法螺』CDブック発行にあたって

 本間龍演師の立螺の録音を、オープンリールやカセットテープからデジタルテープに移し終えたのは15年ほど前の事です。蘇った法螺の音がスピーカーから流れた時は、感動を通り越し強烈な衝撃を覚えました。地から湧き上がり天から降り注ぐような音は、法螺という存在を超えた神仏の声そのものでした。これを何とか世に出せないものかと願っておりましたが、平成21年が本間龍演師の二十三回忌に当る事から、師の遺徳を偲びその功績を顕彰する為に、ご子息である奎龍氏の監修を得てCDブックを制作する事にいたしました。
 かつて京都の修験関係の老舗法衣店で龍演師が試みに法螺を立てた処、店内の襖や障子や窓ガラスの全てが音を立てて振動し、店主は腰を抜かさんばかりに驚かれたそうです。今や伝説となった師の法螺の音を多くの方に聞いて頂く事が験門興隆の一助となり、それが師に対する報恩行ともなることを信じて疑いません。(本間龍演顕彰会・記)

CD収録内容の紹介

【伝説の法螺】
1.修験道にとっての法螺
2.法螺の吹き方……護摩の螺
3.法螺の音階と種類について……乙一音/甲一音/乙三音/甲三音/調べ/乙半音/揺り/別揺り/止め
4.日常生活の法螺
5.宗教儀礼の法螺……同音長吹/入峰道中の螺/道中の螺又は待ちの螺/辻の螺又は駆相の螺/返答の螺-1/宿入りの螺又は入宿入院/宿出の螺又は出寺の螺/案内の螺又は出生の螺/返答の螺-2/説法の螺
6.護摩の法螺……護摩の螺/祈願の螺/満願の螺

【立螺秘巻・解説と実修】
7.立螺秘巻・解説と実修……宿入りの螺/宿出の螺/駈相の螺/案内の螺/返答の螺-2/説法の螺/道中の螺/吹止めの螺/願文の螺/添護摩の螺/掛念仏

【柴燈護摩の立螺作法】
8.宿出の螺/同音長吹/道中の螺/護摩の螺/祈願の螺/大願成就の螺

【道中立螺集】
9.宿入りの螺
10.案内の螺
11.返答の螺-2
12.歓迎の螺
13.祈願の螺
14.止経の螺
15.大願成就の螺
16.宿出の螺
17.道中の螺

本間龍演師―略歴

 立螺の大家であった本間龍演師は、明治43年山形県に生れました。京都醍醐寺の伝法学院卒業後、奈良吉野の龍泉寺にて大峯山に入峰してくる行者達から立螺 作法をはじめ様々な口伝・秘伝を学び、修験者として仏道を実践する事を願って故郷の地を踏みました。
 以来、昭和62年遷化の時まで剃髪する事なく総髪姿の ままで激動の時代を生き通された稀代の大先達で、その名は伝説の立螺師として今に語り継がれています。

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