禪林行持書鑑

価格(税込)
6,912

編著
殿城玄瓏(著)
体裁1
B5判、上製、函入、272頁
体裁2
綴じ込み付録疏(六葉・B4判)
ISBN
9784-88414-094-6
発行日
2009年03月
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本書について

 塔婆の書き方から三體千字文・禅の書まで基本と実践の両面に亘ってまとめた宗侶必携の書鑑。

本書の特色

○塔婆等日用の書の軌範
 「塔婆は佛身の表示にして、之に書する文字は即ち諸佛の内證を示せる種子経文なり。率意の字妙は習熟によって初めて成る」と言われます。そして書の習熟のためには、その軌範を求めるに如くはありません。
本書は、塔婆・位牌・疏・可漏等、日用の書法を、模範となる揮毫をもって丁寧に教示したもので、禅林行持における書の上達に大いに供するものです。
塔婆書例は、「経曰」「銘曰」の句を多く載せ、出典や読み下し文も付して理解の資とし、また法要に応じた句や偈文が探せます。
「疏」の内、三佛忌・祖忌・開山忌の各疏は、綴じ込み付録として添付し、コピー(拡大)して使用することができます。また「出家得度式」は、荘重で模範的な浄書手本です。

○行・草体に習熟できる三體千字文
 著者は住持の傍ら朝日カルチャーセンター講師として「茶掛の禅語」「三體千字文」の講座を担当。禅の墨蹟を味わうには、行書と草書に親しむことが必要で、そのためには楷・行・草の三書体を並べた 「三體千字文」を学ぶことが最もな近道です。
本書では、書道家として知られる豊道春海師に長年師事した著者が、師の書跡を臨書し、併せて字句の通釈を施しています。

○禅語・偈文に親しむ祖録の書
 現行の禅宗経典の内、佛遺教経・普勧坐禪儀・證道歌などは訓読文の表記のため、原典から読むことができなくなっています。本書は、これらの聖典を漢文(返り点付き)で浄書しており、自然に禅語に親しみ、法語の偈頌や塔婆の偈文にも活用することができます。
また巻末に「異体字表」「新旧字体表」を付し、塔婆や位牌を書く時、異体字や旧字を調べるのに便利です。

本書の内容

《諸行持の書法》
一、出家得度式
二、塔婆書法(中陰塔婆/年忌塔婆/各種供養塔婆/角塔婆/塔婆常用字/塔婆の梵字と書き順/塔婆偈文)
三、位牌書法
四、疏
五、可漏・拝表
六、棟 札
七、挨拶文例
八、写経他(般若心経、開口版他)

《三體千字文》
三體千字文/千字文解説

《経典祖訓の書》
佛遺教経/普勧坐禪儀/坐禪箴/信心銘/證道歌


  • 付 録〔異体字表/新旧字体表〕
  • 綴じ込み付録─六葉(涅槃会/佛誕会/両祖忌/達摩忌/成道会/開山忌)
  • 著者紹介

    殿城玄瓏
    昭和10年生。千葉県曹洞宗正覚寺守塔。朝日カルチャーセンター講師。