釋迦法〈中院・三憲/私記〉

価格(税込)
9,504

編著
北野 宥範(編)
体裁1
折本(145×105ミリ)
体裁2
緞子装本、182頁(両面刷)
ISBN
978-4-88414-150-9
発行日
2013年09月

本書について

 大恩教主釈迦如来の供養法として、また大般若会や常楽会における導師次第としてご活用ください。

法会における釋迦法

【大般若会】
顕密合行立では如来唄・釋迦散華(附対揚)の二箇法要を用う。導師は表白・発願・四弘誓願の次に経(初巻)を取り揚題、諸衆は経を転読する。結願の時は導師登壇して三礼・如来唄の次に経(第六百巻)を取り巻数を読む。結願の事由・神分等の作法終って釋迦法(神前では本地供)を修す。

【常楽会】
釈尊を追慕しその恩徳を報謝するために修す。涅槃会ともいう。「常楽」は涅槃の四徳「常楽我浄」の上の二字を取ったもの。顕教立四箇法要にて涅槃講・羅漢講・遺跡講・舎利講の四座を厳修し、終りに舎利讃嘆・舎利礼・奉送を唱え、導師は釋迦法を修す。(『密教大辞典』参照)

釋迦法について(解説より抜粋)

【密教における釈迦如来】
 釋迦如来といえば、約二千五百年前にインドに生を承けて仏教を開いた生身の釋迦牟尼尊に思いを致すが、密教的な解釈においては胎蔵曼荼羅釋迦院の主尊にして、金剛界曼荼羅の不空成就佛、胎蔵の天鼓雷音佛と同体の変化法身とされている。またその垂迹尊である正身の釋迦佛の説法教化の徳行に因んで『大日経疏五』に、釋迦如来の説法三昧に住すること本法界身(大日如来)と無二無別なりとある。

【種子と本尊印の意味】
 種子のバク字には、三有(欲有・色有・無色有)を除くの義があり、衆生を教化して如来真実の有を得せしむる法身説法の徳を示す。さらに、この説法の徳は本尊印にも説かれる。智吉祥印は法身説法印とも称し、左手を心前に仰げるは衆生の上求菩提を、右手を覆うは諸佛の下化衆生を表す。また鉢印は、説法三昧の頭陀行に徹した生身釋迦如来の浄行を表す。(以上『密教大辞典』参照)

【釋迦法の修法】
 種 子のバク字には、三有(欲有・色有・無色有)を除くの義があり、衆生を教化して如来真実の有を得せしむる法身説法の徳を示す。さらに、この説法の徳は本尊 印にも説かれる。智吉祥印は法身説法印とも称し、左手を心前に仰げるは衆生の上求菩提を、右手を覆うは諸佛の下化衆生を表す。また鉢印は、説法三昧の頭陀 行に徹した生身釋迦如来の浄行を表す。(以上『密教大辞典』参照)