[真言宗僧侶必携]引導作法伝授録

価格(税込)
12,960

編著
新開真堂(編著・実修)
体裁1
【引導作法伝授録】 菊判、116頁
体裁2
【無常導師作法私】 折本46折
体裁3
【実修CD】 声明付、収録時間43分
ISBN
978-4-88414-116-5
発行日
2011年2月

本書について

 真言宗引導作法の詳細な『伝授録』と、『無常導師作法私』・『実修CD』のセット。
 『二巻疏』に拠る引導作法の本義と口伝を余すところなく解説した真言宗引導作法伝授の決定版。一読後、まさに「目からウロコ」の感動と納得感に包まれます。

 『伝授録』 本文より抜粋

 『二巻疏』によってできた引導作法類を具さに見てみますと、即身成仏為本のわが宗の根本理念を縦糸とし、浄土思想、即ち、弥陀信仰や観音信仰、それから地蔵信仰、不動信仰、法華経信仰、弥勒信仰、更には中国の民間思想の道教の考え方までをも巧みに採り入れ、それを横糸として、この引導作法を組み立てています。
 そしてそれは、実に華やかなものになっているということです。 (中略)
 今までの引導作法は何がナンやらサッパリ判らん?などと云いますのは、それはご自身の勉強なり思索なりが足らんからで、しっかりした目でもって、もう一度この引導作法を見直してみてくれさえしましたなら、まぁ充分とまではいかないにしましても朧気ながらも、立派に筋が通っていることが判るはずなんです。その証拠に、室町時代にできたものが、形こそ違え、現に今も凡そそのまま使われているんです。それにはそれなりの理由があってのことでしょう。

内 容

『引導作法伝授録』
 作法の一つ一つについて、一座行法にも通ずる心得を指摘しながら、懇切丁寧に解き明かしていきます。また声明においては著者ならではの細心の伝授を繰り広げ、更に僧侶の葬儀作法に関しては、本義に即した会心の意得が示唆されます。受者をして思わず膝を打たしめる、工夫と見識に富んだ伝授録です。

『無常導師作法私』
 『無常導師作法私』は、『二巻疏』に基づいたもので、私が高野山修学時代に、児玉大僧正から幾種類かの引導作法を受法したものの中の一つです。児玉大僧正も、結局はこのお次第を最も尚んでおられたように思います。また時間的に云っても現代世相に照らしても、これが一番判りやすいと思います。この本に若干手入れをし、表白なんかでは、岩原僧正の書かれたものに依って一部の文言を改めたりしてありますが、実質的には旧来のものと何ら違っておりませんので、ご安心して使っていただきましたら幸いです。(『伝授録』本文より抜粋)

『実修CD/《声明付》』
 全作法を著者自らが丁寧に実修。「三礼・如来唄・表白・仏名・教化」は声明付き。「開棺ノ文」「茶湯ノ文」「諷誦文」を付す。
[収録内容]
はじめに/着座~戒名/三礼(声明)/如来唄(声明)/発菩提心印~普賢三昧耶印/不動灌頂印~色心不二成仏印/表白(声明)/神分/仏名(声明)/教化(声明)/咒願~退座〈付録〉/開棺ノ文/茶湯ノ文/諷誦文