残りわずか

[真言宗]仏前結婚式次第

価格(税込)
6,480

編著
下泉全暁(著)
体裁
折本(145×105ミリ)、緞子装本、126頁
ISBN
978-4-88414-102-8
発行日
2010年2月

本書について

 宗門子弟の結婚式はもちろん、工夫次第で在家の婚儀にも十分活用して頂けます。

本書の特長

  • 現代の婚儀事情を考慮し、時間を短縮してできる「略念誦法」と「最略の念誦法」を併記するなど様々な面で配慮。
  • 本尊別の作法に対応できるよう、諸尊別(二十四尊)の種字・三昧耶・真言・印を掲載。
  • 仏前結婚式に欠かせない表白文・授戒文例・祈願文は、親族などの列席者の方々にもわかりやすい諸種の文例を掲載。
  • 戒師以外の教授師・司会者などの所作や言葉も、要所に解説と注意点を丁寧に記した。
  • 本書の内容

  • 仏前結婚式次第
    壇図・婚壇図・用意しておく物

  • 諸尊別《種字・三昧耶形・真言・印》一覧

  • 仏前結婚式〈諸種〉文例集
    司会者の挨拶〔頭の句〕文例/表白文例(二篇)/授戒文例/祈願文例/戒師披露宴挨拶文例(二篇)/誓約文例/誓詞文例/祝辞で使える名言名句

  • 【附録】参列者配布用―《仏前結婚式次第・読誦用経文》

    はじめに(抜粋)

     真言宗の仏前結婚式は、大別して、本尊に対する要略念誦法および三礼・表白・祈願と、新郎新婦に対する念珠授与・金剛誓水・授戒などの作法の二部で構成される。
     かつて日本で一般的であった家庭結婚式では、盃事(夫婦の三三九度と親子の盃・親族固めの盃)が重要な要素であった。松竹梅、尉(じょう)と姥(うば)、鶴亀などの目出度い掛け軸で飾り、神を迎えた床の間に御神酒の入った瓶子を配し、瓶子から雄蝶雌蝶(おちょうめちょう)の銚子に移した御神酒を稚児役の童子が酌をして一種の神事を行った。酒は「栄え」「(難を)避け」などに通じるといわれる。このように一般の三三九度では、酒を用いるのが通例だが、仏前結婚式であるから、伝法灌頂の三昧耶戒壇において、菩提を求める誓願を退失せず、と自ら誓う金剛誓水になぞらえて、原則的に水を用いることとした。ただし、水さかずきと誤解されるおそれが多分にあるため、参列者には、仏の智恵と徳を秘めた浄水であることを、事前に十分説明しておくことが必要と思われる。なお、三三九度の作法としては、小盃・中盃・大盃を各三度のもっとも丁寧な方法を示した。
     新郎新婦に対する授戒および御法楽などに仏式の大きな特徴があるが、本次第は、必ずしも寺院の子女のみを対象とした結婚式を想定しているものではない。檀信徒など在家の方の婚儀にも工夫次第で十分に活用することができる。
     在家の参列者への配慮として、巻末に「仏前結婚式次第」および「懺悔文・三帰・三竟・十善戒・発菩提心・三摩耶戒・般若心経」の経文を、そのまま拡大コピーすれば参列者へ容易に配布できるよう掲載した。