[松永昇道猊下伝授資料]三宝院流憲深方概要

価格(税込)
4,320

編著
新開真堂(編)
体裁
菊判変形、上製本、函入、120頁
ISBN
9784-88414-058-8
発行日
2005年06月

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本書について

 東寺長者、松永昇道猊下が徳島不二会二十周年記念事相講伝(昭和七年)において配布された稀覯の伝授記を読み下し文にて新版刊行。
 三宝院流行法の詳細はもちろん、「成立の経緯や他流との違い」「晴れと常との作法の違い」等々、猊下の綿密な伝授が甦ります。

本書の内容

相承/三宝院と名づくる因由の事/四度日数のこと/十八道本尊の事/伝授、暗誦、立印の事/十八道得名の事/三宝院流憲深方一座行法意得(普礼から出道場までの一座行法の要点を詳述)/打ち鳴し打ち様の事/印を結ぶ意得の事/四面器供養の事/六器に花を盛る事/心中心真言/正念誦/字輪観の中一肘の事/散念誦に仏眼等の咒を用うる意趣の事/大法別行作法の事/四度口決の事/灌頂部

編者「はじめに」より抜粋

 本書は、故 東寺長者松永昇道猊下が、徳島県不二会の需めに応じて三憲伝授をなされるに当り、前もってご自身の筆記類を主催者側に複製印刷せしめ、受者の便宜をはかって配らせたもので、そのテキストは、当時の受者の方が大切に保管しておられたであろうが、小冊子であるうえに、戦中・戦後の混乱をはさむ七十数年の年月を経ているので、すでにその大半が紛失されていると想像される。幸いに後年、拙衲が師僧の遺品の中からこれを見出し、今、訓読を付して刊行するわけであるが、その意は、先徳の貴重なる伝を私一人のものとせず、弘く諸大徳に披露して、後世に遺さんがためであることは云うまでもない。
 松永猊下の伝授のテキストを詳さに拝読するに、その対告衆(受者)は、既にその道の已達者達であったと思われる。その理由は、その方々が後進に伝授するときに必要なことに言及されているし、平素の修法と晴れのときの作法、地方と醍醐本山での仕来りの違い等についても述べられているからである。