本書について
お寺様から檀信徒の方へ、通夜・法事の施本に……、供養の席で法話の教材に……。参禅会等の副読本としても最適です。檀信徒も読んでわかりやすい──経文と、やさしい口語訳を、対照しながら読める大判サイズの施本。
短い時間で読誦できる[序分と後段(八大人覚)篇]と、全文を網羅した[全段篇]の二種類。
短い時間で読誦できる[序分と後段(八大人覚)篇]と、全文を網羅した[全段篇]の二種類。
本書の特長
【本書―解説より】
『仏遺教経』は禅宗では特に重んじられ、仏祖三経の一つとされています。また曹洞宗寺院では、枕経・通夜に『遺教経』と『舎利礼文』をよく読誦しています。したがって『舎利礼文』も併せて載せました。
お釈迦さまの遺言ともいうべきこのお経は、故人を偲び、ご冥福を祈るのに実にふさわしいといえます。
なぜなら『遺教経』は、亡くなった人に向けては、仏弟子として進むべき大切な道を説き、ご遺族にとっては、お釈迦様の御遺言を、亡き人の生前の姿と重ね合 わせながら聞くことにより、正しい道の実践こそは大切であり(自分自身のため、また故人への供養としても)、永遠の生命について、諭し教えてくれるからで す。
仏弟子は常に心を正して戒を守るべきこと。
物質的な欲望を制し、欲心を戒めるべきこと。
飲食は身を養うだけの量にし多くを求めないこと。────など
遺教の前半は、仏弟子となる人が守るべき七つの大切な戒めが説かれています。
お釈迦さまの遺言ともいうべきこのお経は、故人を偲び、ご冥福を祈るのに実にふさわしいといえます。
なぜなら『遺教経』は、亡くなった人に向けては、仏弟子として進むべき大切な道を説き、ご遺族にとっては、お釈迦様の御遺言を、亡き人の生前の姿と重ね合 わせながら聞くことにより、正しい道の実践こそは大切であり(自分自身のため、また故人への供養としても)、永遠の生命について、諭し教えてくれるからで す。
[序分と後段(八大人覚)篇]の内容
○懺悔文(意訳付)
○開経偈(和訓付)
○仏遺教経(現代語訳付)……序分・八大人覚・流通分
○舎利礼文(和訓付き)
○回 向……枕経・通夜回向/普回向
○解説─「仏遺教経」とは
○開経偈(和訓付)
○仏遺教経(現代語訳付)……序分・八大人覚・流通分
○舎利礼文(和訓付き)
○回 向……枕経・通夜回向/普回向
○解説─「仏遺教経」とは
[全段篇]の内容
○懺悔文(意訳付き)
○開経偈(和訓付き)
○仏遺教経(現代語訳付き)……全 文
○舎利礼文(和訓付き)
○回 向……枕経・通夜回向/普回向
○解説―「仏遺教経」とは
○開経偈(和訓付き)
○仏遺教経(現代語訳付き)……全 文
○舎利礼文(和訓付き)
○回 向……枕経・通夜回向/普回向
○解説―「仏遺教経」とは