喪儀授戒作法

価格(税込)
2,160
編著
竹内俊英(編)
体裁
折本(176×74ミリ)・緞子装・104頁
発行日
2012年4月

本書について

 平易な和文により、葬送の心を説く。檀信徒喪儀戒文・念誦・回向集。

本書の特長

  • 現代の葬儀にふさわしい内容・表現を熟慮し、まとめた新編集の喪儀授戒作法。
  • 授戒文は和文を付して、形だけでなく心を伝えるように務めた。
  • 十重禁戒は、禁止よりも積極的な意味を持つように補った。
  • 念誦・回向は、行持軌範の文意に則り、より平易な文で表わし、参列者にもわかるように務めた。
  • 諸経・陀羅尼・教授戒文・諸回向を収録し、通夜等に汎用。
  • 巻末に忌名の意義を解説。
  • 本書の内容

    ○葬送之辞

    ○授戒法……奉請三宝/剃髪/授戒名/授菩薩戒/灌頂洒水

    ○入龕諷経……大悲心陀羅尼・回向

    ○龕前念誦……十仏名・舎利礼文・回向

    ○挙龕念誦……大宝楼閣陀羅尼

    ○山頭念誦……十仏名・寿量品偈・回向

    ○修證義(前二章)

    ○普門品偈

    ○教授戒文

    ○回向文……枕経回向/通夜回向/七日経回向/本尊上供/年回回向

    〈付〉中陰供養について

    編者のことば(あとがきより)

     ながく伝えられ、行われてきた言葉を改変してしまうことは、様式の美しさを損なう危険とともに、勝手な解釈により、行持に錯誤を含めてしまうおそれがあります。しかしながら、ひとつひとつの言葉をみるにつけ、おもうことがありました。なんのため、だれのための葬儀か。
     懺悔は、悔い改めるというキリスト教的ざんげとは、ちがうのではないか。
     十重禁戒は、禁止をいっているのではないのかもしれない。
     葬儀に込められた仏の教えとはなにか。
     戒文、回向文は、お経とは別のものであり、言い換えてもよいのではないだろうか。
     ここに収めた戒文・回向文は、私が、私なりの誠実さをもって、葬儀をつとめるために、必要と思い、まとめたものです。直葬や無宗教の葬儀が行われ、葬儀そのものに意味がないという人が増えつつある昨今、意味は込めるものと考えた、試みの一つです。
     本書を葬儀について考える機会としていただければ、法幸に存じます。