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〈続〉行者祈祷秘巻

価格(税込)
15,120

編著
羽田守快(著)
体裁
折本、緞子装本、帙入2冊組(片面印刷)、224頁
発行日
2017年06月

本書について

『行者祈祷秘巻』から17年、待望の続編刊行!
編者が若年の頃より想いを込めて修法し、自家薬籠中のものとしてきた祈禱作法二十種を一挙に公開。

本書の内容

  • 【上巻】
    〈修験〉般若理趣分祈禱法/不動尊華水供/大聖不動明王金縛大法(解縄法)

  • 【下巻】
    人型加持/盗賊除け法/火伏法/死霊得脱法/怨敵道切法/病竹封じ法/青面金剛引戻しの大事/庚申塔婆滅罪生善法/天満宮冤罪消除法/荒神鎮治法/繋縁愛染の大事/一子相伝縁切秘法/准胝佛母求子法/厄除け秘法/修験道星祭/略地鎮祭/鎮守遷宮作法
  • 編者のことば

     元来、この種の作法集は門外不出であって、世に公開するなどということは伝統的な考え方からいうならば、その善し悪しの判断は大変難しいところだと思う。
     しかしながら一方では、祈禱寺の住職が祈禱の意義と効験についての確信や根拠も見出せないまま、ただ信者や相談者の求めに応じて漫然と祈禱作法を行っている現状がある。
     また数多くの秘法や秘術といわれる作法が顧みられることもなく、先人が遺した次第書が古紙の類と化し、ひどい場合にはゴミとして処分されてしまうのはあまりに惜しいと思うのは、私だけではないだろう。
     光陰矢の如しというように、日月の経過はまことに早いもので私も本年で還暦を迎える。もちろん在家出身のうえ本(もと)よりの下根劣慧も手伝い、僧侶としてはまだまだ若輩者ではあるが、今日まで私なりに、やみくもに祈っては考えることを続け、その傍らで祈願の研究や修練を重ねてきたつもりである。それらは何のためかといえば、詮ずるところ祈禱道場としての活路を開かんがためであった。
     そういう想いで、地道に自分の手に負える範囲の信者さんを相手に、どうすれば祈願が成就するのかと十年一日の如く工夫をしてきたおかげで、古くから伝えられてきた祈禱作法書の勘所(かんどころ)のようなものを掴むことができるようになった。私のような者にそれが出来るのはこれひとえに法の力であり、またその法の力を伝えてくれた師僧の力である。ほかには一物もない。
     そこで還暦を迎えるのを期に、前著で公表を躊躇した様々な作法次第を編んで一挙に公開することにした。もとより法は個人に属するものではない。本書を手に取られた行者諸師に思う存分活用して欲しいというのが、偽らざる本心である。
     各作法毎の細かな教授は伝授によるのが一番だが、読者諸師のために以下、修法に当たっての心得を記しておく。(後略)

    講習会のご案内

    下記の日程で信貴山大本山千手院にて講習会を開筵いたします。
    作法の講習だけでなく、祈禱修法における行者心得や編者の実修体験、さらに霊符や塔婆の作り方・書式などを丁寧に講習して頂きます。

    【日程】
    上巻………9月6日(水)
    下巻1……11月17日(金)
    下巻2……来年早々(予定)
    ※案内書ご希望の方は青山社までお問合せください