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曹洞禅の宗意安心

価格(税込)
4,104

編著
藤本隣道(著)
体裁
A5判、216頁
ISBN
9784-88414-200-1
発行日
2018年04月

本書について

仏法のために仏法を修し、宗門のために宗門を憂え、生涯の念願として心魂を傾け、著された─曹洞禅の真髄。

本書の特徴

本書は、藤本隣道老師著『日本曹洞禅の基礎的考察 序論』より、特に宗意安心についての遺稿を抄出し、新たに『曹洞禅の宗意安心』と題して刊行するものです。
原著の『日本曹洞禅の基礎的考察 序論』は、法嗣、井上哲也老師(兵庫県永天寺二十八世)が遺稿集として編輯・発行したもので、本論の執筆も構想されながら、未完となった畢生の書です。
原著の内、特に洞門宗侶が知っておくべき修證義、法式、本證妙修、学道用心集等の参究を主とした章を収録しました。
この度、神戸市泰蔵寺住職井上公尊師の編集により、読みやすさに配慮して新版にて刊行致します。

本書の内容

緒言
神父さんとの問答
修証義論㈠ 修証義編纂の内意
宗憲と修証義/修証義編纂の目的/修証義の内容について/仏教各宗綱要と宗意安心/学道用心集と修証義
修証義論㈡ 修証義に依る社会構成
 広汎な包容性/出家道と在家道/在家道の基本理念
総府としての宗旨
起信論における信と行との関係/右に関する高祖の態度/帰依三宝と感応道交/感応道交と坐禅/坐禅人の心得/一行三昧と坐禅/感応道交と華厳経/『華厳経』の内容の略解/宗門儀式と『華厳経』/戒会の空王拝/上堂の空座問訊/宗門の上堂の法的基礎/宗門上堂の意義/回向文と華厳三昧/略三宝の意義/法式の改変と宗意安心
本証妙修論
本証妙修に就ての疑義/宗祖に還れ/教化も結局は一個半個/「何故に」の必要/通仏教での信/わが宗での信/即心是仏と本来成仏/『宗義解説の書』は正しいか/其の宗義内容は失敗/宗門の信と浄土教の信
〔補遺〕仏教から観た─自然と人間の価値