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金光明最勝王経

価格(税込)
29,160

編著
青山社編集部
体裁1
本巻:折本二巻組、帙入、総800頁
体裁2
別冊現代語訳版:四六版、270頁
発行日
2018年06月

※この商品は6月下旬頃の発送になります。

この商品について

護国三部経の一にして大乗経典の雄編とされ秘咒と受咒作法が説かれる密教経典でもある『金光明最勝王経』を新たな編集で刊行!

本書の特徴

本経は従来全十巻本が普及しておりますが今回の青山社版では折本両面印刷仕様にて全十巻全文を振りカナ付で上下巻に収録しました。
また別冊付録として国訳大蔵経を参照した青山社オリジナルの現代語訳版を洋本仕立で編集いたしました。

現代語訳版より(一部抜粋)

 そのとき王舎大城に一人の菩薩摩訶薩がいた。その名を妙幢という。妙幢は無量倶胝那多の佛所に於て無数の佛に事え修行し、多くの善根を種えてきた菩薩であった。
 時に妙幢菩薩は独り静かに瞑想して、釋迦牟尼如来の壽命はどうして僅か八十年という短いものなのだろう、という考えに耽っていた。佛の説くところでは壽命を長らえるためには、生命を害わないことと他の有情に飲食を施すこととの二つの因縁があるというが、釋迦牟尼如来は曾て無量百千万億無数の大劫に於て生命を害わず、十善道を行い、飲食はもちろん、己の血肉骨髄までをも衆生に施与され給うてきた如来ではないか、と。
 妙幢菩薩が頻りにこのように念じていると、佛の威力に由って、その場は忽ちの内に広大清浄にして様々な寶玉に飾られた浄土に変じ、妙香が充満する部屋の四面の獅子座の上には妙蓮花が現れ、それぞれの蓮華座の上にはいつの間にか東方不動佛、南方寶相佛、西方無量壽佛、北方天鼓音佛、等の四如来が坐しておられた。

構成内容

【巻第一】
序 品・一
*霊鷲山で諸菩薩の礼を受けた佛陀が金光明最勝王経を説く。
如来壽量品・二
*四如来が佛陀の壽量について甚深微妙の教えを明かす。
……………………………………………
【巻第二】
分別三身品・三
*佛陀が如来三身(法・応・化)の大悲方便を詳説す。
夢見金鼓懺悔品・四
*夢中に厳粛な懺悔法を見た妙幢菩薩が仏前で之を説く。
……………………………………………
【巻第三】
滅業障品・五
*前品に続き懺悔の要法に触れ事理二懺の法を詳しく説く。
……………………………………………
【巻第四】
最浄地陀羅尼品・六
*菩薩十地の深行を十波羅蜜に依り説き、各陀羅尼を明示す。
……………………………………………
【巻第五】
蓮華喩讃品・七
*妙幢の前世身である金龍王が蓮華喩を以て諸佛を讃嘆す。
金勝陀羅尼品・八
*滅罪除障・浄地修行のための持咒禮敬の妙法を説く。
重顕空性品・九
*大乗仏教の真髄である我法二空の要諦を重ねて示す。
依空満願品・十
*前品の空観を敷衍して窮極の平等観に立つ善行を示す。
四天王観察人天品・十一
*四天王が本経護持の人天を守護すべく誓願を述べる。
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【巻第六】
四天王護國品・十二
*前本に続き四天王の本経護持の誓願が咒を交え詳説される。
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【巻第七】
無染著陀羅尼品・十三
*有相超越の陀羅尼の巧用と威力、その重要さを説く。
如意寶珠品・十四
*観音・執金剛・梵天・帝釈等の秘咒を掲げてその功徳を示す。
大辯才天女品・十五-一
*大辯才天女が本経護持の行者利益の本願を高らかに宣言す。
【巻第八】
大辯才天女品・十五-二
*前品の続篇。
大吉祥天女品・十六
*大吉祥天女が本経受持者への守護と供養の誓願を述べる。
大吉祥天女増長財物品・十七
*前品に続き吉祥天女の誓願が主に施財の面から説かれる。
堅牢地神品・十八
*本経護持者への堅牢地神の守護が説かれ神咒数篇を掲ぐ。
僧慎爾耶薬叉大将品・十九
*僧慎爾耶は薬叉鬼神の統領。本経受持者への利益を説く。
王法正論品・二十
*世尊が堅牢地神の願いに応じ正法治国の要諦を詳説す。
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【巻第九】
善生王品・二十一
*世尊が前生において本経を聴聞護持した因縁を説く。
諸天薬叉護持品・二十二
*天界諸神の名を詳しく挙げ諸神の本経への帰依を説く。
授記品・二十三
*世尊が妙幢菩薩の当来成仏を約し、菩提の妙果を讃歎す。
除病品・二十四
*妙幢菩薩以下諸天に対して妙療法を説く。後品の導入。
長者子流水品・二十五
*古仙療病の秘法を皆得した流水長者子の縁起を明かす。
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【巻第十】
捨身品・二十六
*佛陀の前生身摩訶薩埵王子の餓虎への捨身縁起を説く。
十方菩薩讃歎品・二十七
妙幢菩薩讃歎品・二十八
菩提樹神讃歎品・二十九
大辯才天女讃歎品・三十
付嘱品・三十一