近 刊

掲示伝道句法話集 真実一語

価格(税込)
3,240

編著
山路 天酬(著)
体裁
A5変形判、並製本、188頁
ISBN
9784-88414-204-9
発行日
2018年11月

本書について

仏典や宗祖の言葉にこだわることなく平易で心に響く掲示句88篇を厳選!さらに
法話も併せて掲載。
見開き2頁の右頁に伝道句、左頁に法話を掲載しました。法話集としても活用ください。
*伝道句をそのまま掲示する形で印刷したものではありません。

本書の活用

◎伝道句を大書して掲示板に掲載し、檀信徒や参詣の方に法話の部分を話す。
◎掲示しない場合は、伝道句を標語のように示して法話へと続ける。
◎寺だよりに「今月の伝道句と法話」として連載する。
◎各種のスピーチに活用する。等

刊行にあたって

 私は過去三十年以上、毎日お護摩を修すること、毎日法話をすること、毎月〈寺だより〉を発行することを実践してきました。そしてこれを仏教の三宝(仏・法・僧)になぞらえて私自身の〈三つの宝〉と考えてまいりました。このうち毎日の法話の中から一〇八話を選んで、平成二十八年『日々法話集・一話一会』(青山社刊)と題して刊行いたしました。 
 実は、私には〝もう一つの宝〟があります。それは毎週、掲示伝道を実践してきたことであります。境内での掲示伝道は教化活動としてきわめて重要です。ただし、多くの寺院の掲示句を拝見しますに、仏典や宗祖の著作からの引用のみ多く、現代の一般参詣者の心に響くものは少ないように思われてなりません。そこで私が掲示伝道を始めた折に心ひそかに決意したのは、あくまで自分で考え、自分で選んだ易しい伝道句を掲示しようということでした。
 そのためには日頃から読書に励み、人の話にも耳を傾け思索を重ねましたが、その間、法話には適しても掲示伝道句にはなり難い名言もあることが得心できました。法語として語呂のよい短文にはなり得なかったからです。「惜しいな」と思ったものでした。そのような長年にわたる試行錯誤を重ねながら、簡潔で心に響く伝道句とすべく練り上げたものを掲示して、何とか毎週の勤めを果たしてきました。
 本書には、その中から厳選した八十八篇の伝道句を掲載しました。八十八という数字は、もちろんお大師さまの〈四国八十八ヶ所〉にあやかったものです。
 見開き二頁ごとに収まるよう右頁には伝道句を、左頁にはその法語にちなんだ易しい法話を添えましたので、法話集としてもご活用いただけるかと存じます。寺院の方々にも一般の方々にも、共にお役に立てれば幸甚この上もありません。
(著者)