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七星如意輪法〈三憲・私記〉

価格(税込)
9,504

編著
北野 宥範(編)
体裁1
折本
体裁2
緞子装本、180頁(両面刷)
発行日
2019年4月

本書について

如意輪観自在尊と併せて眷属の北斗七星・訶利帝母を供養して鎮国利民と除厄消災を祈念する真言僧の座右に備うべき秘法!

本書の特色

◎三憲聖教の「薄造紙」に載る秘法を底本としながら師伝を勘案して丁寧に編纂。
◎鎮国利民・怨敵退散・災害消除・転禍為福・悪星転正等々の祈念を成就する秘法を十八道立の次第で刊行。
◎裏面には通常の聖如意輪法を掲載した懇切な構成!

七星如意輪法とは如何なる法か(解説より)

 七星如意輪尊とは『七星如意輪経』を本拠として、北斗七星と訶利帝母を眷属とする如意輪観音のことで、中央に如意輪観音を安き、上記の八尊を八輻輪に配置してその形象とし、またこれを七星如意輪曼荼羅とも称するのである。『七星如意輪経』は不空訳(一巻)の雑密経で、詳しくは『七星如意輪秘密要経』と云い、倶尸羅大国に攻め囲まれた迦夷城主の請を承け、釈尊が極秘の禳災法を説き明かすのをその眼目とする経典である。
 経文に『七星の精霊天より下り、訶利大神地より出で、「願うて我等輩此の大法を護らん。若し人等有って此の法を造り奉らば、我等先ず至って法事を成就すべし」と。』とあり、文中「此の大法」とあるのが即ち七星如意輪を本尊とする禳災法のことで、経に説かれた趣旨からして鎮国利民・怨敵退散の祈祷法としてはもちろんのこと、北斗七星を眷属とすることにちなんで、古来、星廻りの除厄法としても修法されてきたのである。またこの法で訶利帝母を眷属とする理由は、悪神より転じて仏法守護の善天となった経緯に加え、愛子護念の強大な福力を仰いでのことであろう。
 さて鎮国利民・怨敵退散の法といえば、今を生きる真言僧に最も必要とされる祈祷法だと言わなければならない。何故なら毎年のように我が国を襲う諸々の自然災害や、種々の悪心より起こる人災を禳うためには行者の祈念の強さと。それに応える法こそが必要とされるからである。こうした事情を顧慮しながら諸師にはこの「七星如意輪法」を修していただきたいと願っている。なお本次第では折本の片面に通常の「聖如意輪法」も掲載したので併せて活用されたい。