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甘露門筌蹄

価格(税込)
9,900

著者
井上義臣
発行
適禅会
体裁
A5判・上製函入・435頁
発行日
2019年9月

本書について

甘露門・施餓鬼法要の細部まで解説──教化の一助となる一冊

本書の内容

第一章 序
はじめに/甘露門施餓鬼法印解/古代インドの先祖供養

第二章 漢土と本朝での受用
漢土の仏教/水陸無遮大会/本朝での受用/自行・日限り行としての施餓鬼/本朝禅門の施餓鬼会

第三章 斎会と施餓鬼会
目連と阿難尊者の因縁/斎会と施餓鬼会/感性と仏眼

第四章 本朝での施餓鬼法
盆会の展開/本朝における施餓鬼会の展開/梶原施餓鬼

第五章 本朝各宗の施餓鬼会
各宗の施餓鬼法/曹洞宗における施餓鬼法/面山の甘露門法

第六章 面山甘露門法
面山「甘露門法」/結印作法と加行/読誦・打鑿法

第七章 施架作法
大架小架法/現行施架法/施餓鬼旛/施架作法注

第八章 面山甘露門法の留意点
はじめに/大宝楼閣善住秘密陀羅尼/発菩提心・授菩薩三昧耶戒陀羅尼/大宝楼閣/諸仏光明真言灌頂陀羅尼/三昧耶戒/大宝楼閣咒について/撥遣解脱陀羅尼/以此修行回向/普回向・三宝称讃/施餓鬼回向/節経証(文証)

第九章 お精霊様
盆棚と盂蘭盆/僧の智慧と慈悲心

第十章 葬儀
はじめに/殯/葬・弔い/お位牌
/葬儀式/説明責任

第十一章 付記
マカダ米と柳(ニグロー樹)/大悲心陀羅尼/般若心経直截/金剛上師について/真言密教における施餓鬼/三宝絵より

第十二章 施餓鬼旛の懸け方私考

あとがき

著者のことば(あとがきより抜粋)

 明治維新後の西洋カブレの科学至上主義的な教育により、眼に見えぬ精神界のこと殊に宗教は嘘だ迷信だ位に思われ、また誤まった行きすぎた政教分離論により、公の場では宗教は存在すること自体が悪であるかのように扱はれている。
 また生活環境経済も都市化の波に呑みこまれ、自然界と遊離し経済至上主義になり、今や宗教界は転覆寸前である。
 私共も、修行意識の希薄化、寺院生活の家庭化、更には寺院を私物視する者さえ出現し、混迷を深かめる一方で、オウム事件(大きな転換点と思われる)以来、僧侶はウサンクサイ存在として見られる様にさえなってしまった。
 往時の如く、「身業説法」はできぬし、寺院の家庭化、公共物より私物視への変化は悪循環に堕ち入ってしまって、今更修正はでき難い様である。
 しかし今なら未だ宗教界に多少の余力はあると思う。今のうちに「宗教・宗侶・寺院のあり方」について考究し、己自身を律すると共に、檀信世間様に、仏教の目指すもの、法要の意義功徳、寺院存立の意義を説かなくてはならぬと思うものである。

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