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縮刷版 密教大辞典

価格(税込)
27,500

編纂
密教字典編纂会
発行
法蔵館
体裁
A5判、上製、表紙バクラム装・2768頁
発行日
2013年2月

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本書について

昭和六年(1931)、当時の密教・佛教学界の叡智を結集して出版された『密教大辭典』(全3巻)の改訂版(昭和四三年・全6巻)を底本に、大師御入定一一五〇年御遠忌を記念して総二七六八頁の偉容を誇る縮刷一巻本として刊行された希代の名著。
密教の事教相全般に亘る詳細丁寧な記述と、大師以来の真言宗の歴史と事績を納めて余す所無き一大辞典です。

本書の内容

寺相
諸尊それぞれについてその名号の由来・誓願・威徳等を所依の経典・儀軌に依りながら説き、次に事相に欠かせない【形像】【三形】【種子】【印契】【真言】【功能】【経軌】を示す。さらに関連項目としても行法次第や儀軌の名を挙げて詳しく述べる。

教相
教相については密教の宗要を、大日経・金剛頂
経・両界曼荼羅その他の項目で詳しく述べる。ここでは「顕密二教」の項目を例に採って紹介する。
 顕密二教については2頁強のスペ
ースで東密と台密の説を紹介。東密の説として大師の『辨顕密二教論』の「教主相違・果分説不・権実差別・成佛遅速・教益勝劣」の各項目を解説し「真言密教は遍照法界の法身大日如来を無上の本尊とし、衆生の色心は金胎両部曼荼羅理智の二徳を法爾に具足して、その體性法身と異らず、三密加持・入我我入の秘観に依りて即身に佛果を證す可き理趣を示す教法也」と、その勝法たることを示す。

密具
密教法具の一々を解説する。「大壇」を例に採る
と2頁強を割いて大壇の形・寸法・装飾および付属の密具について、図を添えて各流の違いを詳しく述べる。その一部を引用する。
 「先徳の口伝による深秘の釈に、方形壇は浄菩提心の大地を表す、即ち灌頂の時は大阿闍梨及び受者の心壇を指す、之を印契に配するときは大金剛輪印なり。又壇の四方面は大円
鏡智・平等性智・妙観察智・成所作智の四智を表す。此の四智総合すれば法界體性智なるが故に、方形大壇直に五智輪円の曼荼羅なり。」と。
また壇上荘厳の各流の伝を逐一述べ、壇上に置く密具についても細密に解説する。たとえば「瓶と輪とを倶に中央に安置するは理智不二を表す、即ち是れ佛部なり。金剛盤は肉団心の形を表すものなる故に干栗駄理心、盤上の五股杵は五智発現の形なる故に佛部、三股杵は三平等智を表する故に金剛部、独鈷杵は独一実相の理を表する故に蓮花部なり」等。

大徳
大師~昭和期迄の真言宗諸大徳の履歴・事績・
修法の記録・役職・著作等について詳細に述べる。これを読めば往年の諸大徳の熾烈なる求法の想いを如実に感じ取ることができるだけでなく、真言宗各流の系譜とその消息とが自ずと理解できるのである。

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