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飯田トウ隠語録全集

定価(税込)
15,000~17,000

発行
少林窟道場(広島県竹原市)
編集兼発行者
井上希道
体裁
B5判・クロス装上製・貼箱入り・600~800頁予定

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本書について

明治から昭和にかけて、菩提心を鼓吹した
稀代の傑僧、トウ(木偏に黨)隠老師―初の全集遂に刊行!

本書について

 飯田トウ隠老師(一八六三~一九三七)は、初め医学を本業とし、その傍ら、求道心篤く南天棒、西有穆山等、臨・曹の諸師に参じた。後に曹洞宗師家として各地に演法し、その徒弟数百に及ぶといわれる。著述は、大正一三年に創刊された「大乗禅」誌(中央仏教社)の主筆として獅子吼し、昭和六年には大阪高槻に少林窟道場を開単、道場の機関誌や他の雑誌への寄稿も加わった。その間、各地の禅会を巡錫しながら膨大な原稿が執筆された。
 その法財は、昭和一二年に遷化された後も、遺稿として、各雑誌で連載が続いた。「大乗禅」誌に連載された初期の原稿は、部分的に編集されて『 隠禅話集』『参禅秘話』『参禅漫録』として上梓された。また同時に連載されていた『碧巖集提唱録』は、原稿完成と同時に連載を打ち切って、急遽、上梓された。
 しかし、それ以後の出版計画は遷化によって、ほとんど頓挫してしまった。後に遺稿は、何冊か上梓されたが、まだ多くの原稿が「大乗禅」誌等の記事として、そのまま眠っている。この度、それら全ての著作、遺稿を網羅した全集を刊行する。
 全六巻の内、現在、第一巻より第四巻まで上梓され、第五、第六巻を鋭意編纂中である。令和四年全巻完結予定。

全巻収録内容

第一巻(既刊)
トウ隠禅話集
参禅秘話
参禅漫録
南天棒禅話
尊影・墨跡

第二巻(既刊)
大乗禅(大正一三年~昭和二五年)

第三巻(既刊)
棒喝
女人禅
少林窟法語
トウ隠囈語
禅の友
真吼
忠禅
禅友に与ふるの書
信心銘講話
参同契・宝鏡三昧

第四巻(既刊)
参同契・宝鏡三昧歌拾唾
普勧坐禅儀一茎草
永嘉大師証道歌提唱
般若心経止啼銭のこころ
般若心経恁麼来
趙州録開莚普説
改訂 仏祖正伝禅戒鈔
改訂 仏祖正伝禅戒鈔提唱

第五巻(未刊)
碧巌集提唱録
無門関鑽燧

第六巻(未刊)
槐安国語提唱録(全七巻)
*大正九年に第1巻が刊行され、昭和三年に全7巻完結した、トウ隠老師畢生の著作。

トウ隠老師略歴

文久3年(1863) 周防花岡に生る。
明治19年(1886) 24歳
東京大学医学部付属病院医師として奉職中、当時流行のコレラ病の治療に従事する。死亡率高く、人生の無常を感じ、仏通寺専門道場で修行。
明治31年(1898) 36歳
南天棒老師の印可証明を受く。爾来、教相を調べ、語録を渉猟する。
大正11年(1922) 60歳
福井県小浜発心寺・導師原田祖岳老師について出家。
昭和2年(1927) 65歳
東京麟祥院に興禅護国会の師家として出講。時の若槻総理並に内閣諸公、朝野の名士を招き碧巌集開講、来聴者数百人に及ぶ。
曹洞宗師家認可。大阪大広寺に専門僧堂の施設を本願として朝参暮請をうけて化儀大いに行われる。
昭和6年(1931) 69歳
大阪府高槻市に少林窟道場を創建。
昭和12年(1937) 75歳
西宮の自宅にて入寂。